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私の家庭教師はAV男優
第68章 (68)
「そうさ。まあ、過去の話だよ」

りのは「ごちそうさま」とラーメン鉢に向かって言い

「まだ、ママのこと好きなの?」

「何で?」

「だって、今朝、ママに友達って言われたことに引っかかってたみたいだから」

箸をラーメン鉢に置き

「りののお母さんと別れた後に友達になったっていう感覚がなかったから。そういう意味だよ」

りのは髪を耳にかけて

「りののお母さんって、そんな他人行儀みたいな言い方しなくて良いのに」

「だって他人じゃないか?」

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