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私の家庭教師はAV男優
第9章 ⑨
「わかんないってことは嫌ではないんだよね?変な人じゃ無さそうだし、私もその人を紹介してもらおうかな?」

「それはヤだ」

「ん?」

鍋をお玉でグルグルかき回す。

まりんはコンロの火を弱めて

「なんで?」

スマホを見ながら

「独り占めしたいから」
 
「えっ!?」

やや大きな声をあげたまりんに、りのはハッとなり

「あ、あのね。変な意味じゃないよ。なんか他の女の子と一緒にいてほしくないだけ」
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