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第71章 （７１）

「へぇ。可愛いじゃ。。。ん？」

りのは女の子の顔を見て目を見開いた。

「紫霞じゃん。さっき学校に行ったとこじゃん」

紫霞はチラッとりのを見て

「面接」

りのは立ち上がって紫霞の腕をつかみ

「駄目。帰って。二人に乱暴される」

紫霞は表情を変えず　　

「面接」

りのは真矢を見下ろして　　

「友達なの。変なことをしたら二人とも許さないから」

真矢は立ち上がり

「ここで座って見てるんじゃないのか？」

りのは紫霞の肩を揺さぶり

「友達として心配してんの。帰ろ。ねぇってば」

「友達」

「もう友達でしょ？」

宗人はドンッとグラスをテーブルに置き

「俺はこの後予定がある。りの、邪魔をするなら出て行け」