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私の家庭教師はAV男優
第76章 (76)
愛は焼き上がった生地に具を乗せて

「姉ちゃんに言ったわけじゃないから」  

「私は大切にしたくなかったってこと?」

愛はクレープを持ってきて

「聞こえてんじゃんよ」  

「弟よ。質問に答えなさい。大切にしたい人にはうかつに手を出せないんでしょ?」

愛はクレープを持ったまま

「姉ちゃんで学んだのかも」

りのは愛を見上げて

「モノを言いようか」

手を差し出した。
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