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私の家庭教師はAV男優
第10章 ⑩
まりんは秋葉の背中に両手を回し、唇を押しつける。

秋葉はまりんに押されるようにして壁にドンっと背中をつけた。

しばらく顔を密着させた後、まりんは唇を離した。

「うまいですね」

まりんは頬を少し赤らめながら言った。

「うん?キスがか?」

まりんは首を振り

「違います。逃げるのがうまいですね」

まりんは自分の口を手で触り

「私の舌から逃げた」

秋葉はため息をついて

「何でキスしたんだ?」

まりんは地面に落ちたマスクを拾い

「顔が綺麗だったからつい」

秋葉はポケットからマスクを取り出して

「真面目に答えろよ」
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