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私の家庭教師はAV男優
第83章 (83)
秋葉と紅羽はバーで解散した。

紅羽はバーが入っているホテルから出ると

「だから、女は信用できない」

背後から声がして、紅羽が後ろを振り向こうとすると

「動かないで。今はモンキーフェイスじゃないの」

背中に何かの先があたっていた。

「動くと、このままブスッと刺す」

紅羽は正面を見たまま

「それは何?」

「注射よ。不健康になる為のね」

「約束は守ってる。あなたの秘密は誰にも何も話していない」

「証明できる?」

「そんなの不可能でしょ」

女は紅羽のふくらはぎをチョンと蹴り

「そこのワゴンに乗りなさい」

紅羽は言われるがままに、黒いワンボックスの後部座席に乗り込んだ。
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