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第14章 （１４）

「何でこんな汚いモノを触らないといけないの？」
　
「汚くないさ。神聖なモノだよ。君と繋がる為の聖なる竿さ」

りのはふんっと鼻で笑い　

「今まで聞いた中で一番のクソ台詞だわ」
　
生田は顔を離して

「ありえない話だけど、ひょっとして気持ち良くない？」　　

りのは両手を床について、体を後屈させ

「気持ちはいいよ」

りのは胸を突き出すような格好をして言った。