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私の家庭教師はAV男優
第95章 (終章10)
「へへ」

ハゲ頭の中年男はヘラヘラと笑いながらクラブの前に立っている永霧の前に現れた。

「姉さん。頼まれごとは済んだぜ」

中年男は手を差し出す。

永霧は訝しげな顔で

「姉さんはやめて。あなたよりどれだけ歳下かわかってんの?」

永霧は札束を中年男に渡した。

「サンキュー。これでまた風俗通いができるってもんだ」
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