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第104章 （終章１９）

永霧はキッチンに行き

「あー、顔がイタァ。。。。。」

ウイスキーの瓶とグラスを手に持つ。

そして、ダイニングテーブルにそれらを置いて二人の前に座った。

紫霞はテーブルに片肘をつき、ジト目で永霧を見て

「向こうで」

永霧はグラスにウイスキーを注ぎながら

「あのガラステーブルは低すぎて、怪我人の私には辛いの」

狩場は目を丸くして

「驚いたなぁ。未成年じゃないの？」

永霧はウイスキーを飲み