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私の家庭教師はAV男優
第111章 (過去2)
「どういうこと?手を握るのがNGなんて聞いてないよ」  

紫霞はまくしたてるスーツ姿の男に頭を下げて

「ちょっと、待っててもらえます?」

まりんの手を引き、スーツ姿の男から離れて

「拒否しちゃダメじゃん、まりん」

「だって知らない人と手を繋ぐの気持ち悪いし」

「そんなんじゃ向いてないよ。私があいつとデートするよ」

紫霞がスーツ姿の男の元に戻ろうとすると

「紫霞ちゃん。私が行くから」
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