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第118章 （終章２８）

「汚れが目立っておりますし、大変失礼ではございますが匂いの方も。お食事をされている他のお客様のご迷惑になってもいけませんのでご入店はお控え願えませんか？」

男はほぼ席が埋まっている店内を見て

「食事をしている他の客に迷惑をかけなければいいんだな？」

「はい。なので、今回はご退店いただけないでしょうか？あ、待ってください！」

男はまりんの母親の背中に手を回し、テーブル席に移動した。

２人は着席する。