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第132章 （終章３８）

壁際に立つ男の一人が、オールバックの男に近づき

「どうしました？」

オールバックの男は床から斧を拾い

「名前が違う。こいつは関係ないみたいだ」

オールバックの男は、女の顔を踏み

「悪かった。俺達の勘違いだ」

女は頬に足を乗せられたまま

「だ、だから、い、い、言ったのに。。。。。」

顔から足を離して

「お詫びに楽に殺してやる」

女は腹這いのまま、顔をオールバックの男に向けて

「どうして？私、関係ないのに」

オールバックの男は斧を両手で握り

「さっきも言っただろ？顔を見られた以上は生かしておけないんだよ」

「そんな。。。死にたくない。。。」

「体を動かすなよ。一発で首を切断してやるから」

斧を振り上げる。

「ふんっ！！」

鼻から強く息を吐き、斧を勢いよく振り下ろした。