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私の家庭教師はAV男優
第149章 (終章47)
「仕事だよ」

「ホテルの人?」

「違うよ」

青年は両手の指先を見せた。

「何?手がどうかした?」

男は微笑み

「違うよ。指先を見て」

りのが指に顔を近づける。

「綺麗な手だよね。てか、めちゃくちゃ深爪じゃん」

男は両手を引っ込めて

「そう。わかった?」

「わかったって何が?」

「俺の仕事」

「深爪と関係あんの?ん?」

りのは少し考えて

「知り合いであんたと同じような手をした人がいる」

「へぇ。その人は何してんの?」

「AV男優」

青年は笑い

「おっ。近い」

「近い?じゃあ、エッチな仕事してんの?」

「そう。俺は女性向けの風俗をしてる」
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