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私の家庭教師はAV男優
第149章 (終章47)
「条件は?」

繁華街のビルの前に立つ永霧に、スーツを着た中年男性が声をかけた。

永霧はスマホの画面から視線を中年男性へと移し

「何?」

永霧が言うと、中年男性はジャケットのポケットから長財布を出し  

「いくらでヤラせてくれるか聞いてんの。立ちんぼでしょ?」

長財布から五万円を取り出す。

それを永霧の目の前でひらひらとなびかせて  

「ほら。君には大金だろ?」
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