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私の家庭教師はAV男優
第149章 (終章47)
「ねぇ」

立ち去ろうとする永霧にりのが声をかけると、背中を向けたまま立ち止まり

「何?勘違いなんでしょ?」

りのは永霧の後ろ姿を見ながら

「独り言」

「あ、そう」

「行かないの?」

「独り言の続きはあるの?」

りのは黙る。

「独り言は終わり?」

永霧が歩み出そうとすると

「西園寺」

りのの言葉に永霧は歩みを止めた。
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