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私の家庭教師はAV男優
第155章 (終章50)
雫愛は二人の背中を見つめたまま秋葉の手をクイクイと引き

「いいの?放っておいて」

秋葉も雫愛と同じ方へ視線を向けながら

「自由だろ?あいつの」

やがて二人は廊下を曲がり、姿が見えなくなった。

「案外ドライね」

「知ってただろ?」

「まあね」

二人は黙りこむ。

「どういう関係なんだろ?」

秋葉は雫愛から手を離し

「こんな所に来る関係だから、そう単純じゃないだろな」

雫愛は秋葉を見て

「私達も単純じゃない?」

「わかんねぇよ」

「乗ろっか?」

「ああ」

二人はエレベーターに乗りこんだ。
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