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私の家庭教師はAV男優
第155章 (終章50)
雫愛は男の前で両膝をついた。

男は口元をゆるませていやらしく笑い

「ははっ。いい子だ」

雫愛の頭頂部をポンポンと軽く叩いて言う。

雫愛は男を見上げ

「ちょっと痛いかも」

「ん?なんだ?」

男は雫愛と目を合わせた。

ブッ!っと、雫愛は男の右太ももに小型の折りたたみナイフを突き刺す。

「あ"あ"っ!!痛てぇっ!!」

男が太ももに刺し立ったナイフを引き抜こうとすると

「抜かないで。抜いたら死ぬかも」

男は青ざめた顔で

「はぁ、はぁ。。。。痛てぇんだよ。。。」

雫愛は立ち上がり

「どの血管が切れたかわかんない。太い血管だったら血が噴き出て終わるよ」

秋葉は雫愛のそばに寄り

「お前、何やってんだよ。なんでナイフなんか」

雫愛はうずくまる男を見下ろしたまま

「護身用が役に立った」




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