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私の家庭教師はAV男優
第24章 (24)
「わ、私、急いでるんで」

その場から離れようとすると

「待て言うとるやろ」

低く強い声に圧倒されて再び立ち止まった。

「こっちに来んかい」

りのは恐る恐る近づいて

「なんですか?」

タンクトップの男はタバコの吸い殻を地面に捨てて

「ドライブ行こや」

「私、早く家に帰らないと」

「ほな、家まで送ったるわ。乗りや」

りのは泣きそうな顔で

「知らない人なので、無理です」

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