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私の家庭教師はAV男優
第26章 (26)
「お前のことが好きだ」

「え?」

「さあ、時間だ。はじめるぞ」

りのはシャープペンシルを再びクルクルと回しはじめる。

「ペン回しはやめろ。勉強をはじめるぞ」

「今、好きって言った?」

「早く、そのプリントをやれ」

「好きって言ったって聞いてんだけど」

「今は勉強の時間だ。早くやれ」

「はーい」

りのはプリントにカリカリと書き込み

「はい、できた」

秋葉にプリントを差し出す。

「嘘つけ。早すぎるだろ」
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