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私の家庭教師はAV男優
第26章 (26)
「鬼だな。お前は」
秋葉は座布団の上にあぐらをかいた。
「鬼?地獄とかけてんの?全然上手くねぇし」
りのは腕を組んだまま秋葉は見下ろした。
「私はあんたが好きだった」
「前はだろ?」
「うん」
「じゃあ、もういいだろ」
「話聞けよ」
「なんだよ?」
「もし、あんたが家庭教師じゃなかったらうまくいってたのかな?」
「そんな仮定の話をしても仕方ないだろ」
「仮定?家庭教師とかけてんの?全然うまくない」
「けしかけてくんなよ。まあ、お互いの立場がどうであれ、うまくはいかなかったんじゃないか?いつも互いに感情をぶつけ合ってる気がする」
「ケンカするほど仲がいいワケじゃないってことだよね」
「いわゆる犬猿の不仲ってやつだな」
「それって逆に仲が良いってことじゃないの?」
「いや、無茶苦茶仲が悪いって言いたかったんだ」
りのは秋葉に近づいて
「ねぇ、ちょっと立って」
秋葉は膝を立ててゆっくり立ち上がった。
秋葉は座布団の上にあぐらをかいた。
「鬼?地獄とかけてんの?全然上手くねぇし」
りのは腕を組んだまま秋葉は見下ろした。
「私はあんたが好きだった」
「前はだろ?」
「うん」
「じゃあ、もういいだろ」
「話聞けよ」
「なんだよ?」
「もし、あんたが家庭教師じゃなかったらうまくいってたのかな?」
「そんな仮定の話をしても仕方ないだろ」
「仮定?家庭教師とかけてんの?全然うまくない」
「けしかけてくんなよ。まあ、お互いの立場がどうであれ、うまくはいかなかったんじゃないか?いつも互いに感情をぶつけ合ってる気がする」
「ケンカするほど仲がいいワケじゃないってことだよね」
「いわゆる犬猿の不仲ってやつだな」
「それって逆に仲が良いってことじゃないの?」
「いや、無茶苦茶仲が悪いって言いたかったんだ」
りのは秋葉に近づいて
「ねぇ、ちょっと立って」
秋葉は膝を立ててゆっくり立ち上がった。