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私の家庭教師はAV男優
第28章 (28)
二人は総合病院に着き、受付にいたまりんの母親とりのそばに寄った。

りのは秋葉に抱きついてわんわんと泣きながら

「ねえ、まりん、助かるよね?死なないよね?」

秋葉はりのの頭を撫でて

「きっと大丈夫。落ち着けよ」

秋葉は腕組みをして立っているまりんの母親を見て

「何があったんですか?」

まりんの母親は受付の椅子に座って脚を組み

「警察に聞いたんだけど。見ていた人の話だと、若い高校生カップルが二人乗りしていたバイクが猛スピードで歩道に入ってきたって。バイクがまりんの体をかすめた衝撃でまりんは倒れたらしいの。運悪く縁石に頭を強くぶつけて今は昏睡状態」

「マジかよ」

キセキは頭を抱えてつぶやいた。

「身内でもないのにわざわざ来てくれてごめんね」
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