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第28章 （２８）

「まりんがもし死んだら、私も死ぬから」

秋葉はりのを抱きしめて

「変なことを言うな。大丈夫だ」

タクシーが到着する。

りのが後部座席に乗り込むと

「タクシー代だ」

一万円札を差し出した。

「お金は持ってるからいらない。それより。。。。」

「それより何だ？」

「さっき言ったこと。マジだから。まりんが死んだら私も死ぬ」

タクシーのドアが閉まり、発進した。