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第30章 （３０）

看護師がやってくると、まりんを見て

「大変！ドクターを！」

看護師は携帯で医師に電話をしながら、まりんの首に指をあてた。

すぐに若手の男性医師がやってきた。

「先生！かなり脈が弱いです！」

「止血が済んだらストレッチャーですぐに処置室へ。君達は邪魔だ。出て行ってくれ」

秋葉達三人は追い立てられるように病室を出た。

数名の看護師と医師と共にまりんはストレッチャーで運ばれて行った。