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第31章 （３１）

「ねぇ。もう大丈夫だってば」

りのはダイニングテーブルの椅子に座り、グラスに入ったアイスティーを飲んでいた。

秋葉は立ったまま

「お母さんから頼まれてるんだ。夜勤中の今夜はお前の様子を見ててくれって」

りのはテーブルに肩肘をつき

「絶対死なないよ」

「わかっているが、お母さんが心配してる」

「何で自殺したまりんの後追い自殺をしなきゃなんないのよ」

「自責の念にかられてってこともある」

「ジセキノネンって何よ？大人語はやめてよ、わかんないから」