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私の家庭教師はAV男優
第32章 (32)
「あいつの仕事のセックスは相手を満足させる為のものじゃない。あくまでAVを見ている人を興奮させる為のものだ。つまりリアルなセックスじゃない」

「そうなの?」

「その点俺のは完全にリアルなセックスだ。見たろ?さっきの歯医者が俺のテクニックに溺れていくところを」

りのは窓の外を見ながら

「ジッと見てるのが、は、恥ずかしかったし全部は見てないけど」

赤信号になりブレーキを踏んで

「ははっ。車から降りてついてくるお前がわりぃんだよ」

「女子高生の前で急にヤリはじめないでよ」

「時間厳守なんだ」

「そんなの知らない」
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