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私の家庭教師はAV男優
第32章 (32)
「もう絶対に変な気は起こすな。俺だけじゃない。おまえに関わる全ての人間が心配している」

りのは下を向いたまま

「まだわかんないよ」

秋葉はりのに背を向けて

「とりあえずお母さんが帰るまではお前と一緒にいる。帰るぞ」

りのは立ち上がり

「ねぇ、家庭教師」

秋葉はりのの方に振り返る。

「私のビンタ痛かった?」

秋葉は頬をさすりながら

「お前のは俺のニセビンタと違って本物だったからな。俺のより100倍は痛かったよ」

「ほっぺ見せて」 

秋葉が手を頬から離すと

「ホントだ。赤くなってる」
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