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私の家庭教師はAV男優
第34章 (34)
りのは慌てて足を引き

「そんなことしてくれなくていいから」

店員はりのを見上げて  

「いいから、ジッとしてろよ」

足首をつかんでホイップクリームを再び拭きはじめた。

凛子は伸びをして

「私は帰るねー。失恋二連チャンは辛いーっ」

凛子が二人のそばを離れようとすると

「凛子。待って!」

すると、凛子はウインクをして

「頑張りなー」

笑って去っていった。

店員の足首をつかむ手に力が入り

「動くなって言ってんだろ」
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