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私の家庭教師はAV男優
第36章 (36)
「キャバクラ探してる?可愛い子いっぱいいるよ」

秋葉は顔の前で小さく手を振り

「女は間に合ってるよ」

すると、黒服は笑い

「キャバクラじゃ満足できないってか?じゃあ、風俗を紹介するよ。もちろん最後までオッケーの店」

秋葉は歩きだして

「そういう意味じゃない。今日の俺は女に飽きてる」

「えー、そんなつれないこと言わないでよー。男が女に飽きるなんてありえないから」

黒服は秋葉について歩いた。

「割引するからキャバどう?」

「しつこいぞ」

秋葉は黒服を振り切ろうと早足になる。

黒服は諦めたのか足を止めた。

「客引きは順調?」

黒服に声をかける若い女性の声が耳に入った。

秋葉は足を止める。

聞き覚えのある声。

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