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真夏の夜の夢
第8章 第七夜
ショーツの中にまで何者かの手が入ってきて、
動けないはずの私の脚が大きく開かされ、
一番感じるところを擦られて、
初めて私は目を開ける勇気を出しました。
しかし目を開けても、
点いていた常夜灯も消え、部屋は真っ暗で
私の体を悪戯する黒い人影しか見えません。
ただただ、黒い影の何者かが、
私のアソコを弄んでいるのです。
また目をつぶると、
私の濡れてきた脚の真ん中の穴に、
太いモノが入り込んできました。
ああっ!いや!やめてええ!!
黒い人影の何か太いモノに
私の膣の中は擦られていました。
ああああ!!
私の穴の中を動く太い何者かに、
私はイカされて気を失ってしまいました。
次の朝、起きたときに
自分の膣にはポッカリと
穴をあけられてしまったような
リアルな感触が残っていました。
『やったわ!私、幽霊とセックスしたわ!』
興奮冷めやらぬうちに
私は心霊のSNSに体験談を投稿しました。
「ほら、あの女、私たちの期待どおりに
SNSに投稿してくれたよ」
女将は満足そうに麗子がアップした投稿を
番頭に見せた。
「こんなことしていいんですかね?
夜這いなんて犯罪ですよ」
「何言ってんだい、あんただっていい思いをしたくせにさ」
経営難に陥った旅館の女将は
わざと幽霊が出るという噂を流した。
好奇心の固まりのような女たちが
来る日も来る日も押し寄せた。
番頭は自分のタイプの女客の食事に
筋弛緩剤と少量の睡眠薬を仕込んだ。
これで、即席の金縛り体験させたのだ。
あとは夜中に意識が朦朧として
体が思うように動かせなくなった女に
好きなように抱かせてもらっていた。