この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ムッツリ最高
第12章 彼の劣情


 何口目か飲んでいる時に、後ろのサラリーマンが席を立った。

「俺トイレに行くよ!」



 私の後ろを通る時に、よろけたのか、私の方にグラついて、その男の手がちょうど臀部に触れた。



「おっと、すみません!」

 ぱっと、私がその男を見ると、その男は瞬時に私の上から下を舐めるように見た後、口元に微かにニヤつきを残して、また言う。


 
「身体に、ぶつかっちゃって・・・すんませんねぇ。」



 目の周りを赤くし、軽く手を振りながら、トイレのほうに歩いていった。



いやらしい目つき・・・。



 同じようにいやらしく見られるなら、隆さんの欲情した目が見たい・・・。

 時計を見ると19時10分になっていた。

 あと、少しで、彼がきてくれるかな・・・。

 携帯を開いてみたが、連絡はまだなかった。
 周りに人目がないのをいいことに、私は彼とのやりとりの画面を振り返る。

 この1週間、いやらしい下着の画像を毎日送ってきた。
彼が一番誉めてくれた黒の下着。
 今日はその下着に似た、黒の、でももっと布の小さなレースの下着。


 彼はその下着の私を、どんなふうに見て、どんなふうにいやらしいことをしてくれるかしら・・・?



 また子宮の中で欲望が蠢く・・・。


はぁっん・・・。



 自分でも、ハッとするほど、いやらしいため息をついてしまい、私は慌てて携帯を閉じる。


 しばらくぼんやりしてから、もう一度、グラスに口をつけて飲もうとした時、また、誰かが私の臀部にぶつかる。
 さっきもぶつかってきた男だった。さっきより強いぶつかり方で、ビールが私の口元から溢れた。



きゃっ・・・。



ビールが胸元に垂れ、胸の谷間に入っていく。

/152ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ