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ロビン~女の股間に狙いを定めて~
第3章 マリアの特殊能力
その声の大きさに
客間で眠っていたマリアが目を覚ました。
ただならぬマーガレットの悲鳴に
何事かとガウンを羽織るのも忘れて
ロビンの部屋の扉を開いた。
そして見てはならぬ光景を目にした。
「何してるの!ロビン!!
あなた、マーガレットとは
単なる幼なじみと言っていたじゃないの!!」
猛り狂ったマリアが手をかざすと
喘いでいたマーガレットの体が
壁際まで吹っ飛んだ。
「待て!マリア!これは違うんだ!!」
ロビンは慌てて弁明し始めた。
鳶色のマリアの瞳が
怒りに燃えて真っ赤になっていた。
「何が違うと言うの!
あなたたちセックスしてたじゃない!!」
「僕らの国では
互いに愛情がなくても
セックスしてしまうんだよ。
そう、マーガレットとのセックスは
まさにそうさ」
「じゃあ、私とのセックスは?
私とのセックスも
愛情無しにしてしまったというの?」
「君とのセックスは愛情たっぷりにしたさ。
マリア、君を心の底から愛しているんだ」
「信じていいのね…」
いつしかマリアの瞳の色は
元通りの鳶色に変わっていた。