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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第12章 禁断の妄想
(最初すっごい、オオヘイだったんですもの)
その通りや、すまん・・・。

手紙の文章なのに、まるで目の前で言われているように恵の顔が頭に浮かぶ。

雨の中カタツムリを助けた時の儚い表情と優しい声が天使のように思えた。
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