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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第20章 名刺入
でも無理も無い事なのだ。
恵には、いや女には到底理解出来ない事だ。

例えそれが不倫で無かろうと、自分が義父との関係で苦しんでいる最中に助けてくれるどころか、隠微な快楽を味わっていたのである。

興奮で息が荒くなってくる。

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