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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第23章 夕方までのデート
「目ぇ・・・覚めたか?」
「あっ・・私・・・?」

慌てて身体を起こして男を見た。
義父が優しい目で微笑んでいる。

恵の顔にカーと血が昇った。
ずっと義父の肩にもたれていたのだろうか。

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