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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第24章 背中
恵の瞳から涙が溢れてくる。
そんな時、義父の言葉が思い出された。

(そ、そんな顔すなや、ベッピンさんが台無しになるぞぉ)

思わず顔がほころぶ。
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