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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第25章 欲情
※※※※※※※※※※※※※※※

(お義父・・・さん)

恵の瞳が妖しい光を投げかける。
啓介の視線がそれを絡めとる。

(恵、めぐ・・み・・・)

男の声が聞こえる。

(ああ・・・お義父・・・さ・・ん)

心の中で何度も返していく。
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