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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第29章 結合
「あ・・・ん・・・ふ、う・・・ん」

唇を離すと、くすぐったそうに男が言った。

「どや?お前の味は・・・美味かったでぇ」

男のセリフに女は同じ言葉で答えるしか出来なかった。

「ばか・・・」

そして貪るようにして義父の舌を吸い取っていった。
啓介は堪らず右手を下にずらすと、まだグッショリと濡れている花園に触れた。
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