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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第30章 絶頂
「ああっ・・・あっあっあっ・・・
だめっ・・・うぐぅっー・・・」

強まる快感に恵の両腕はいびつに曲がり、曲げた指が別の生き物のように動いている。

「ほぅっ・・・おぉっ・・ほぅっ・・おぉっ」
「ああっ・・・あっ・・あっあっ・・あぅっー」

義父の荒い息のリズムに合わせ、
恵の甲高い声が響いていた。

長いまつ毛で閉じられた両目がカーブを作り、
官能の海の中を漂っていく。

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