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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第30章 絶頂
「お前は何も悪ぅない・・・俺が全部引き受けるさかい・・
ただ気持ちようなれば、ええんやで」

「お義父・・・さん・・・」

義父の指に絡ませて恵は呟いた。
啓介はその温もりに浸りながら優しく言葉を続けていく。
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