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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第35章 レッスン2
「歯があたるのは気にせんでええから・・・
ゆっくりとな・・・」

無意識に急ごうとする恵の動きを制するように、飲み込んでいくスピードを調整してやる。

「んふ・・・ぐぅ・・・んん・・・」
苦しそうな表情も見せずに恵は飲み込んでいく。

長いまつ毛のカーブを揺らしながら、鼻から漏らす息が啓介の股間にくすぐったくあたる。
徐々に赤黒いコックが、白い頬を凹ませた口の中に消えていく。
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