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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第37章 懺悔2
口を離す度にカリ首の先から透明な液体が少しずつ滲んでくる。
男は何度も快感に震えながら声をあげる。

「お・・・おお・・・ああ、お・・・」

女の艶のある髪を愛おしそうに撫でている。
フィニッシュが近い。

(きて・・・あなた。お義父・・・さん)

恵の頭の中に二人の顔が重なる。
二人のそれを微妙に形や大きさを変えながら恵は味わっていくのだった。

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