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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第6章 レイプ
あれ程ばたつかせていた手足の動きが、リズミカルなベッドのきしむ音に合わせるように穏やかになっていた。
男への罵声は、荒い息と切ない喘ぎ声へと微妙に変化していった。

「い、いやぁ・・は、はな・・して・・・ふぅ・・・ん。
だ、だ・・め・・・はぁ・・あ」

男の興奮した息が首筋をくすぐる。
嫌で堪らなかった男の匂いが、奇妙に懐かしく感じられるのだった。
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