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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第41章 雨戸
男が堪らず恵の胸をまさぐると、その腕を掴んで言った。

「あっ・・ま、待って・・・」
そして恥ずかしそうに窓の方を見た。

啓介は直ぐに理解すると笑いながら起きあがった。
ガラガラと音を立てて雨戸を閉めている。

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