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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第69章 愛の誓い
「うふふ・・・」
義父の腕の中に抱かれながら恵がくすぐったそうに声をあげた。
先程の激しい「営み」の余韻を楽しむように男の唇が首筋を這う。

お湯の暖かさが心地良い。
二人は啓介の家の浴室で抱き合ったまま、戯れていた。
何度抱いても恵への愛おしさが込上げてくる。

「恵、俺のめぐみ・・・。好きや・・恵」

「ふう・・ん。お義父・・・さん」
「私も・・好き・・大好き・・・ああ・・んん」
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