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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第71章 いたずら
「アホ・・夜は夜・・・や」

そう言うと、あの日を思い出しながら天使を味わっていくのであった。

「ああ・・い、いや・・・あ、ふぅ・・ん」
女も白い歯をこぼしながら義父の愛撫に酔いしれていく。

二人の思い出が洗剤の香りと共に蘇ってくる。
とても夜まで待てない啓介であった。

初めて唇を重ねたあの時。
見つめ合う瞳が心に忍び込んでいった。
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