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第73章 初夜

「ええか・・？めぐみ・・・」
「はい・・・」

初めて繋がった日のように女は頷いた。
男は熱く火照った場所を確かめると、慎重に沈めていった。

「ああっ・・ああ・・・ああああ・・・」
女は滑り込んでくる男の熱い想いを丁寧に受け止めながら声を出していく。

瞳を反らす事無く男の顔を見つめていく。
だが、それも徐々にぼやけていくのだった。