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午前十時を過ぎたなら(恵の選択)~義父との秘密が始まる
第10章 残像2
あんなに間近に・・・しかも、はちきれんばかりに反り返るものを見たのは初めてであった。

夫の武のものでさえ明るい所では見た事が無かったし、一度「口で」してあげた時も終始、目を閉じて見ないようにしていたのだ。

はなからグロテスクなものと興味がなかった。

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