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レスさんとシンママちゃん【完結】
第1章 お店のスタッフ
ごはん屋さんに着いてからも、男の子はぼくの膝の上に乗って離れない
アキさんとハルナちゃんはふたりで女子トークに夢中
ご飯も食べ終わった頃
なんだか足元が温かい
「あ! おしっこ!」
なんと男の子はお漏らしをしてしまっていた!
とりあえずオトナ3人は大慌て!
お店のソファを汚してはイケナイ!
当の本人はポカンとしてわけがわかってない様子
ぼくのズボンもビチョビチョだ……
早々に解散することになった
ハルナちゃんと男の子を家まで送り届け、あとはアキさんを職場の駐車場まで送る
職場にはすぐ着いた
「……災難だったね、ジロウくん」
「まぁ、子どもがシた事だから……」
「…………怒らない…んだね……?」
「え? なんで? 誰に?」
「………なんでもないよ、おやすみ」
アキさんはぼくの濡れたズボンのことも気にして、早々に助手席から離れた
個人的には小さな子どもと触れ合う機会なんてほとんど無いからとても楽しかった記憶しかない
後日、アキさんから聞くところによると
あのとき激怒しなかったぼくの態度を見て、ハルナちゃんからかなり好印象になったらしい
元旦那が暴力ふるう人だったらしいから、余計にそう思えたのかもしれない
あれからちょくちょく、お食事会には子どもも連れてくるパターンが増えた
アキさんとハルナちゃんはふたりで女子トークに夢中
ご飯も食べ終わった頃
なんだか足元が温かい
「あ! おしっこ!」
なんと男の子はお漏らしをしてしまっていた!
とりあえずオトナ3人は大慌て!
お店のソファを汚してはイケナイ!
当の本人はポカンとしてわけがわかってない様子
ぼくのズボンもビチョビチョだ……
早々に解散することになった
ハルナちゃんと男の子を家まで送り届け、あとはアキさんを職場の駐車場まで送る
職場にはすぐ着いた
「……災難だったね、ジロウくん」
「まぁ、子どもがシた事だから……」
「…………怒らない…んだね……?」
「え? なんで? 誰に?」
「………なんでもないよ、おやすみ」
アキさんはぼくの濡れたズボンのことも気にして、早々に助手席から離れた
個人的には小さな子どもと触れ合う機会なんてほとんど無いからとても楽しかった記憶しかない
後日、アキさんから聞くところによると
あのとき激怒しなかったぼくの態度を見て、ハルナちゃんからかなり好印象になったらしい
元旦那が暴力ふるう人だったらしいから、余計にそう思えたのかもしれない
あれからちょくちょく、お食事会には子どもも連れてくるパターンが増えた