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ムッツリ最高〜隆の想い〜
第29章 嵐

あんっ・・・あっ・・・いやぁん・・・私・・・こんな、外で・・・あんっ・・・一人で弄って・・いきそうなの・・・
彼女が縋るように僕を見る。
僕は、彼女に言う。
いきなさい・・・もっと、腰を振って、自分で弄り回して・・・さあ、ここで、いってしまえ・・・
ああんっ!あっ・・・はあっん・・・
彼女の腰の動きが一段と大きくなり、その喘ぎ声は、イヤホンからと、肉声もはっきり聞こえるほどになっていた。
いやぁん・・・あん、いっちゃう・・・あん!あ・・・いくうっ・・・!!
彼女の嬌声が森に響き、彼女は行き果てて、身体をビクビクと振るわせながら、その腿を締めている。
足をゆっくりと下ろし、そこにしゃがみ込んだ。
まだ、身体をひくつかせている・・・。
僕はそんな彼女もシャッターに収めてから、カメラバッグを車に置くと、早足で彼女のワンピースをとって、彼女のそばに駆け寄った。
彼女を支えて、立ち上がらせ、抱きしめて告げる。
鈴音・・・とっても、いやらしくて、最高に綺麗だった・・・。
彼女は、まだ大きく息をしながら、僕の胸に頬を寄せながら、言ってくれたのだった。
あなたとなら・・・どんなことでも・・・気持ちよくて・・・嬉しいの・・・
僕は、そんな思い出から、覚めたようにもう一度、自分の家の居間の匂いを大きく吸い込む。
ここに鈴音がいない不在が、こんなに違和感だなんて・・・。
その時、玄関のチャイムが鳴り、頭を彼女ででいっぱいにしていた僕は、慌てて玄関を開けた。

