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第6章 軛(くびき)

　彼女は、僕の心の声が漏れたようなその言葉に、はにかむように、でも本当に嬉しそうに呟いた。



嬉しい・・・



　僕は、彼女に近づいて、軽くキスをする。
　そして、自分も服を脱ぐ。


　彼女はじっとそんな僕の体を見ている。
　彼女の視線が、僕の股間を捉え、僕は気恥ずかしくなる。
　もう、ピンピンに立ち上がったペニスが、トランクスを持ち上げている。


　その時、彼女が僕に近づき、その白い指で、僕のトランクスをゆっくりおろした。



　恥ずかしいほど、トランクスから僕のペニスは飛び出していく。

　

ああ・・・



　それを見て、彼女は優しいため息をつき、自分から四つん這いになり、僕のペニスを子犬のように舐め始めた。


あっ・・・


　僕は、驚きと、彼女の舌先の刺激で、思わず腰を少し引いてしまう。

　でも、彼女は、更に僕の肉棒の裏や先っぽを、優しく、ペロペロと舐め続ける。



　僕は、恍惚としていた。その舌先は、ふわふわと柔らかく、温かく、彼女への愛おしさが僕の胸を苦しくさせるほどに募ってくる。一生懸命に僕のペニスを舐めてくれる彼女の髪を、そっと撫でた。



　その時、彼女は、亀頭の裏を、舌先で舐めたかと思うと、亀頭全体をすっぽりと唇で包み込んだ。



ああっ・・・



　僕は、急激な快感に、自分が爆発しそうで、情けないような声を出し、自分から腰を引いて、彼女の口を引き離す。


　そんな僕を下から見上げて、彼女がそっと呟いた。


あん、もっと、してあげたいのに・・・


　ああ・・・たまらない・・・彼女の中身は、エロスの塊のようだ・・・